つい勢いで『ギブソン レスポールスタジオ』を買ってしまった

ギター
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最初はそんなつもりじゃなかった

この春くらいから小さなギターアンプをちょこちょこと買い足していて、今まで持っていたギターを繋いでジャランジャランと当たり前に曲を奏でるでもなく遊んでいたのだが、ふと『新しいギター欲しいな』なんて思ってしまった。

今まで揃えたミニチュアなアンプには、原色で明るめの色合いのギターがいいな、なんて思って、なるべく低予算で『これだ』と思ったのがこのギター

Epiphone LIMITED MODEL Les Paul Special SC (TVY)』です。

お値段約4万円で、小さなアンプ用に遊びで買うには丁度いい感じ。

けっこう長い事ギターで遊んできたけど、何年やってもちっとも上手くならないので、これくらいの値段のギターを雰囲気で買い換えるくらいがちょうどいいのです。

これくらいの値段のギターを4年くらいの周期で買い替えたり買い足したりして今までやってきました。

ちっとも上手くならないので、これくらいでいいんです。

それに僕はエピフォンのギターが好きです。

以前は”エドワーズ”とか”グラスルーツ”なんかも使ってたけど、なんかここ数年はエピフォンなわけです。

それでちょっと前から、上のような黄色のレスポールスペシャルを買おうかどうしようかと悩んでいたわけです。

で、どうしようかなぁとか思いながら、『今度新しくギター買おうかと思うんだけど』と、会社の若い子になんとなく言ってみたのですが、『どんなギター買うんですか?』って訊かれて、『黄色のレスポールスペシャル買おうかと思う・・・エピフォンのね』って言ったら、

『ああ、エピフォンですか』

と、明らかにテンション下げ目で対応されてしまって、ちょっと落ち込んだ。

『どんなギター買うんですか?』の時と『ああ、エピフォンですか』の時の表情や目(視線)の違いを、僕は生涯忘れないだろう・・・。

やっぱエピフォンって、人様からはそんな扱いなんだろうか・・・。

僕が落ち込んだのを察したのか、なんとかフォローしてくれたものの、発せられた言葉が、

『いいと思いますよ、エピフォンでも』

だったので、小さく『そだね』と言ってその場を立ち去ったのです。

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ギターは通販で買うもの?

黄色いレスポールスペシャルを見つけたのはネットだけど、僕は今までにネットでギターを購入した事がない。

安物の新品でも、中古でも、一応は自分の目で確かめてからしか買った事がないので、アマゾンだろうが楽天だろうが、ギターそのものを注文するのはちょっと勇気がいる。

とりあえず一度は現物を見て確かめたいし、見に行った店に現物があればそのまま買ってくればいいやと思い、休日に楽器屋巡りを慣行した。

なにをするにもちょっと遠出しないといけない田舎に住んでいるので、エピフォンのギターを探すだけでも一苦労。

地元にも楽器屋はあるけど、『いつ入荷してそのままなの?』っていうのがほとんどで、高校生の時以来、二度と地元ではギターを買わないことにしている。

とにかく、気になったレスポールスペシャルを一目でいいから確認したい。

そんな思いでこの2日間、あっちこっち走り回って(それでも2件!!)ギターを見てきた。

 

結局、見に行った店にはエピフォンのレスポールスペシャルはどこも置いてなかった。

やっぱネットで買うしかないんだろうか。

目的とは違うけど 見ちゃうと急に欲しくなるってことあるよね?

で、目的のエピフォンのレスポールスペシャルは見つけられなかったわけだが、2件目の楽器屋でウロウロしていると、なんとなく『ストラトでもいいかな?』って思ってきた。

丁度目の前に、いい感じの水色なんだか薄緑なんだかのキレイな『フェンダースクワイヤー』のストラトがあって、値段的にも4万円ちょっとで買える、いい感じのストラトたちがぶらさがってる。

でも待てよ、スクワイヤーのストラトなら、うちにあるじゃないか。

目の前のを買って帰ったら、ただの色違いを買ってきただけになってしまう。

危うく買いそうになるのを回避し、次に目を付けたのが、『フェンダー』のストラト。

いい感じのが何本かあって、とりあえず店員さんに頼んで、1本を触らせてもらう。

値段はさっき見た『スクワイヤー』の3倍以上!!

なんでしょう? 持った感じから全然違う。

なにこのネックのピカピカ具合! とか思いながら店員さんと会話しつつチャランチャランして、本来はレスポールスペシャルを探している事を告げる。

店員さんは『最近は入荷してないですね』と言いつつ、『これなんかがちょうどいいんじゃないですか』と『ギブソンのレスポール スタジオ』を指す。

確かに店に来た時から気になっていたモデルで、バインディングがない分、我が家にあるエピフォンのレスポールよりも小柄に見えるそのルックスは魅力的だった。

『じゃぁ、そっちも触らせてもらっていいですか?』

 

この一言が、今日の運命を決定付けてしまうのであった。

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そんなこんなで買ってしまったギブソン レスポール スタジオ

始まりは、ミニアンプに合わせた明るい色の『エピフォンのレスポールスペシャル』はどうだろうな? いいよね、カワイイよね。

でもギターをネットで買うのって、やったことないんで不安だよね?

お店に行けば売ってあるんじゃない? そこで買っちゃえばいいじゃん。

か・ら・の・・・。

なぜか『ギブソン!!』

ギ・ブ・ソ・ン!!

どうしてこうなった?

楽器屋でフェンダーのストラト触ったくらいから、なんかもうここで買わなきゃって感じになってたのは否定しないが。

とにかく、店員さんの勧めでこのレスポールスタジオを触ってから、もう自分が止められませんでした!!

お値段約16万円!!(ネットでは14万円くらいでチラホラ)

当初買おうと思っていた『エピフォンのレスポールスペシャル』が4本も買える!!

ストラトも日頃触ってるのと違ってビックリしたけど、このレスポールスタジオを手に取ってから、もう欲しくて欲しくてたまらないのよ。

日頃使ってるギターはコレ。

自分の中ではかなり良い感じのギターなんだが、

なんだが。

もうなんだろう? 触っちゃったらもうなんかスゴク欲しくなっちゃって、当然そんなお金持って行ってないから、カードで買ってきた。

『ああ、エピフォンですか』

『いいと思いますよ、エピフォンでも』

ああ、そうかな。

あの時聞いた言葉がずっと耳から離れなかった。

こんなの買っちゃったのは、きっとあの時のあの言葉のせいなんだ。

僕は悪くない。

僕はいつものように、安いギターを探しに行ったんだ。

なのに・・・。

まさかこんな高級なギターケースに入れて持って帰ってくる日が来るなんて!!

いつもはもっとペラペラのショルダーバッグですよ。

一度買ったギターを外に運ぶことなんてほとんどないから、丸めてクローゼットに入れっぱなしですよ。

どうすんだこんな立派なギターケース、どこに置いとくんだ?

て言うか、生まれて初めて見たし、触ったし、持って帰ったよ。

とにかく、買ってしまいました。

持った瞬間から、かなりのお気に入りです。

唯一、ピックガードはいらないなぁとは思うけど、取っちゃうとネジ穴残るんで、このままにしておきます。

まさかのコイルタップ機能つき。

日頃使ってるエピフォンにも、コイルタップがありますが、最初だけ何度か遊んだだけで、ほとんど使うことない機能です。

エピフォンのスイッチは若干固めでしたが、このレスポールスタジオのは、けっこう柔らかい感じ。

ギターケースの中にコレが入ってました。

どうやら最近のモデルでは、このプレートはお好みで、ってことになってるようですね。

できればピックガードもお好みにしてほしかった。

革製のギターストラップが入っていました。

立派な工具セットも入っています。

いつも買うギターなんて、謎の六角レンチが2本くらい(しかもすぐ錆びる)入ってるくらいなのにね。高級ギターは違うわぁ。

日本語の説明書。

この裏がハガキになっていて、購入後2週間以内に出してくださいってことです。

(エピフォンの時もあったけど、あれは出してない・・・)

英語版のマニュアルと冊子とクロス?

検査証みたいなの。

そして、

『ほら、ちゃんと仕事してるよ』的な証拠写真みたいなモノ。

 

みたいな感じで、今までの安いギターとは扱いが違いすぎる。

このブログを読んでくれた方の中には『15万くらいのギターで騒いでんじゃねーよ』と言う方もおられると思うが、なにせ初めての経験なもんで許してね。

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『ああ、エピフォンですか』

『いいと思いますよ、エピフォンでも』

なるほどな。

みんなはきっと、早いうちからもっと値段高めのギターに触れてるんだろうな。

それがあの言葉になるのか・・・。

たいして上手くもならないんで安いギターでいいやと思ってたし、いろんな形とか色で選ぶのが基準だったけど、これを機会にちょっとギターの買い方、使い方を考え直してみよう。

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このブログを作った人
川崎ヒデユキ

九州の田舎に住んでいます。
ガジェットとかゲームとかアニメとか楽器とか、とにかく買い物が好きです。

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