ゲームをする体勢を変えたかった
僕は元々、ファミコンやスーパーファミコン等のレトロゲームが好きで、それらのゲームカセットもたくさん集めている。
ソフトは外見こそボロくっても、そこそこの確率で稼働するが、ゲーム機本体の状態の良いモノを探そうとすると、結構な労力と出費を余儀なくされる。
そこで、レトロフリークなんかを使って安定して遊べるような機器に頼ったり、吸い出したロムをPCやタブレット上で動くエミュレーターなんかで遊んでいた。
最近になって、レトロペディアという、かなりの数のゲームロムを内蔵したゲーム機も入手した。
レトロペディアについては、使えるゲーム機を手に入れたというより、大量のゲームロムを手に入れた功績の方が大きい事は間違いない。
おかげでレトロフリークの中身も充実したし、タブレットで遊べるゲームも増えた。
しかし、これらのゲーム機やエミュレーターを使って遊ぶのはいいが、準備や長時間のプレイ、そして片づけなんかがちょっとツライ。
本体に電源やHDMIケーブルやコントローラーを繋いだり、遊び始めたらずっとその場所に座っていなければならなかったり、肉体的にツライことが多い。
ポータブル機にしても、以前にゲームボーイカラーやゲームボーイアドバンスの状態の良いモノを購入したが、どちらもバックライトがついてないのが結構ツライ。
そこで、ハンディな、ポータブルなエミュレーターマシンを購入することにした。
ネット上では評判が良かったRS-97
Amazonあたりで物色するにあたって、ネットで色々と下調べをした結果、『RS-97』と『LDK GAME』という2機種に絞った。
個人的には遊びたいゲームは決まっているので、どちらの機種でも良かったのだが、なんとなく記事数の多かった『RS-97』というゲーム機を購入することにした。
それがこちら。
箱の外観はアイキャッチに載せているので、とりあえず箱を空けたところ。
箱の中身。
本体と電源用ミニUSBケーブルと、TV出力用のケーブル。
あと説明書もついてたけど、全部英語だった。
写真では液晶画面に保護フィルムが貼ってあるが、これが結構強力にくっついてて、剥がすのに苦労した。
本体後ろにはバッテリーが内蔵されている。
このフタが結構ぴっちりとはまっていて、かなり外れにくい。
そしてこのバッテリー、意外と持たない。
背面中央には、ゲームボーイアドバンスのマジコン的なカートリッジが差さっている。
そのマジコン的なカートリッジに、32GBのマイクロSDカードが差さっている。
カートリッジを抜いた状態で電源を入れると、本体の従来のOSが起動。
この状態でも多数のエミュレーターに対応しています。
ためしに『SFC』を開いてみると、そこにはたくさんのゲームが!!
かなりいい買い物をしたと思いましたが、中身はほとんどが中国語。
これは手持ちのロムと入れ替えるのが良さそうです。
本体のOSおよびゲームは、本体の裏ブタを開けるとアクセスできます。
こちらは16GBのカードが入っていました。
カートリッジを入れた状態で電源を入れると、違うOSで起動します。
ネット上では、このゲーム機を購入して、わざわざ自分でこのOSを入れる改造をしている方々が多数おられましたが、今回購入したこのゲーム機はなんと、最初からインストール済みなのです。
一粒で二度おいしい、最初からデュアルシステム搭載機なのです。
こちらにもたくさんのエミュレーターとゲームが入っていました。
ほとんど中国語でしたが。
買って良かった点・ダメだと思う点
まず良かった点
小さい・軽い。
購入した時点でかなりのゲームが入っている。
レトロペディアに入っていたマイクロSDカードが16GBだったので、そちらのゲームが全部移動できる。
ファミコン・スーパーファミコンだけでなくNEOGEOやPCエンジン、MSXやPC-98、なんかのエミュも入っている。
ダメだった点
スーファミ以降のゲームを遊ぶには、画面が小さすぎる。
スーファミでも画面の周りが余るので、全画面表示にすると全体的に画像がぼやける。
今時信じられないくらいバッテリーが持たない!!
(満タン充電して電源OFFの状態で24時間放置で、すでに半分なくなっている)
まとめ
とまぁ、なんとなく買ってみたけど、概ね満足しています。
入ってたゲームソフトは大概が中国語でしたが、少しは日本語そのままのゲームもあります。
レトロペディアのゲームと照らし合わせて、入れ替えながら使用すれば問題ないでしょう。
レトロペディアとこのRS-97があれば、最強のレトロゲーム環境が整いますね。
なによりも、ケーブルだらけにならなくていいのと、これからやって来る寒い冬には、布団の中でレトロゲームが出来るのがとても楽しみなのです。
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