原寸大漫画館うる星やつら

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マンガ作家はこんな大きな絵で原稿を描いているんだね

いつ頃手に入れたのかは忘れてしまったが、原寸大漫画館というシリーズで、ほぼ原稿サイズのまま収録した本がある。

写真では高橋留美子先生のうる星やつらだが、他には水木しげる先生のゲゲゲの鬼太郎もあった。

僕の私生活でマンガを描くことなんてないし、もっぱら読む専門なので、マンガ出版のことは全く分からないが、実際に作家が直筆で描くマンガのサイズがいかに大きいかというのが体感できる本だ。

マンガ原稿も大きさは、B4サイズ。

会社勤めで主に使用するコピー用紙のサイズはA4サイズ。

ちょっと込み入った資料を作成しだすと、B4サイズを使用することもあるが、たまにB4サイズの紙を見ると、けっこう大きいと感じる。

作家は毎日こんな大きな紙と格闘しながら週刊連載に挑んでいるのかと、敬服してしまう大きさ。

1話16ページなら16枚、4週間で64枚。

たとえばうる星やつらならサンデーコミックスで全34巻で、1巻に10話収録されているとしたら、16枚×10話×34巻で5,440枚の原稿が必要。

これは単純計算だから、他にも書き直しとか表紙用とか宣伝用とか色々あるんだろから、1.5倍は上乗せしてもいいかもしれない。

こんな作業を毎日、何年も続けられる漫画家ってすごい。

大きい絵を描くのは難しい

一般人が落書きなんかで上手く絵が描けるといっても、所詮はノートの隅の方に、せいぜい手の平の半分くらいの絵がほとんどじゃないだろうか?

小さい絵ならそこそこ上手く描ける場合でも、それをB4サイズいっぱいにとなると、絵が狂ってこないだろうか?

読者的にも、日頃読むのは大きくても週刊誌の大きさで、それから単行本や文庫本になり、最近ではスマホで読む読者も多いだろう。

小さく縮小された絵や線はとても繊細できれいで、すごく上手い。

読者が絵を真似て描く場合、大抵はこうした縮小された絵をもとに真似てみる。

今時はプロの漫画家でもデジタルで作成する場合が多いそうだが、さすがに30年以上前の手描き原稿は生々しさが違うように思う。

じっと見ていると、ペンの走っている方向や筆圧の違いを感じ取ることが出来るような、そんな気になってくる。

今回のうる星やつらは11話分収録されているが、初期頃の絵からだんだんと全盛期の絵に変わっていく様は、見ていて面白い。

これは第1話。作家の今の絵になじんだ読者には、違和感を感じるだろう。

個人的にはここら辺の頃の絵が一番見やすかった。

高橋留美子といえば、この絵だと思う。

同作家の文庫版の作品と大きさを比較してみる。

もとの原稿サイズから、こんなに小さくなってしまうのもすごい。

再現できる端末の発売願う!!

最近、会社でもマンガを読むのに、iPhoneで済ませる人たちがいる。

『そんな小っちゃな画面で読める? 読んだ気する?』と聞くと、『これで十分っすよ』との答えが返ってくる。

僕もiPadのKindleアプリでは何冊もマンガを購入しているが、スマホ画面は正直キツい。

マンガはiPadで読むのが最高だと思っていたが、作家が魂を込めた原稿そのものの大きさで読めるのが、最高の贅沢だと思う。

本当の意味でマンガを読もうと思ったら、iPad Pro 12inchじゃ足りない。

もういっそのこと、『iPad Pro B4』とか『Kindle Paper White B4』とか出ないかな?

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このブログを作った人
川崎ヒデユキ

九州の田舎に住んでいます。
ガジェットとかゲームとかアニメとか楽器とか、とにかく買い物が好きです。

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