今頃ようやく観ることができました
ここ最近はどこもかしこも”鬼滅・鬼滅”と大騒ぎですが、ついちょっと前までは新海誠監督の作品が世間を騒がせていましたね。
大ヒット作の『君の名は』からの『天気の子』ですが、今度観よう、今度観ようと思いながら、全然その機会が訪れませんでした。
と言うのも、基本的にDVDやらブルーレイを買ってもすぐに観るとは限らず、ちょっと寝かせるクセがあるのですが、さらに悪いことに、自分が観る前に人に貸してしまいまして、長らく帰って来なかったというのもあります。
『君の名は』も『天気の子』も、半年くらい前には買ってたのですが、勤め先でまだどっちも観てないという女の子がおりまして、自分が観るよりも先にその子に貸してしまいました。
そしたらもう、それから帰ってこない帰ってこない。
2か月経っても3か月経っても帰って来ないんですよ。
DVD観るまでどんだけ時間かけるんだテメーはって思いましたが、僕も何かを買って実際に使用するまでに随分と時間がかかるタチなので、まぁ仕方ないと思ってのんびり待っていました。
そしたらその子が会社辞めることになりまして、ようやく返却してもらったので、今日、やっと観ることができました。
君の名は
昔あったような、『転校生!おれがあいつであいつがおれで』的な男女中身入れ替わりモノを現代の文化とか科学をふんだんに取り入れた感じの作品でした。
ただ男女が入れ替わるドタバタじゃなくて、お互いの時間が3年ずれてたりするのも興味深かった。
ただ、時間を飛び越えて中身が入れ替わる要因とか原因とか、そういうのをもうちょっとちゃんと説明付けしてほしかった。
多分、隕石がスゴイ超常現象起こしてるんだろうと思うけど、今回の隕石による悲劇を、1000年前の隕石の事を伝える壁画を通して時間を超えてなんとかなった事になってるとか。
最後サクッと歴史改編(500人も死亡した事がなかった事に)とかしてるけど、主人公達ってそんな超常現象スルーしすぎでしょ。
ボーイ・ミーツ・ガール的な話は好きですが、もっとちゃんと細かいとこまで描いて、3時間くらいの作品にしてほしかった。
すごくテンポが良かったので、3時間でも平気かも。
でも実際ものスゴイSFな話しなんだけど、そこをSFSFしない感じであくまでも若い男女の青春の関心ごとに徹してるのがいい。
”なんでこうなったか理屈はよくわからんが、好きになったあの子にもう一度会いたい”
熱いぜ、若者!!
天気の子
実はこっちを先に観てしまったのです。
こちらも”君の名は”と同様ボーイ・ミーツ・ガールがメインなお話しで、その実ものスゴイ超常現象モノ。
先にこっちを観たせいか、『君の名は』よりも面白いと思いました。
田舎から家出して来た高校生が都会でつまづくところから、ヒロインとの出会い、奮闘、そしてハッピーエンド。
実に見やすい構成です。
『君の名は』の世界ではまず主人公達高校生がいて、話を進める役割として大人たちがいたようですが、『天気の子』の世界では、世界の中心は大人で、主人公達はたくさんの大人達の間を搔い潜りながら自分たちのストーリーを進めていく感じ。
”ただずっとあの子といたいだけなんだ、みんな邪魔しないでくれよ”
頑張れ、若者!!
どっちも面白かった
どちらもずっと観たかった作品を一気に2本観ることができた。
最近はアニメもマンガも異世界異世界ってそんなんばっかりで、ちゃんとした現実社会に即した話しを観たかったところで、ようやく観ることができて少しほっとした。
まぁ結果、超常現象モノなんだけど・・・。
新海誠監督、2022年くらいには新作出してくれないかな。
追記:今思ったんだけど、『君の名は』と『天気の子』分けて書けば2ページできたなぁ・・・。
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